東京都足立区北千住駅近くの眼科「菅田眼科」

緑内障手術

緑内障は急性緑内障以外は自覚症状の少ない病気です。 調べたことがない方は、眼圧、視野検査などチェックをお勧めします。

緑内障とは

網膜血管疾患、黄斑病変、網膜裂孔など多岐にわたります。術前にフルオレセイン蛍光眼底造影など確実な評価が必要になります。

緑内障とは

眼圧などの影響のため機能的、器質的な視覚障害をきたす疾患です。主に視野障害をきたしますが、初期には気付かない場合もあります。

 

眼圧とは

眼圧とは

簡単に言えば眼球の固さのことで、視神経が圧迫され視神経の障害をきたすのです。

眼圧は房水という眼球の中の水のつくられる量と出て行く量のバランスによって保たれていますが、房水の出て行く排水口の隅角の機能が悪化すると眼圧が上昇します。

緑内障手術

TYPE 01
開放隅角緑内障
房水の流出口である隅角は広いが、房水の排水部分のつまりで房水が流れにくくなって眼圧が上がる病態です。 多くは40歳以上で発病し高齢者になるほど多くなります。ゆっくり進行する場合が多く初期には自覚症状はありません。 治療としては初期の場合は点眼治療、進行している場合や眼圧コントロール不良の場合は手術と点眼を併用します。
TYPE 02
閉塞隅角緑内障
房水の流出口である隅角が狭くなり、房水の流出抵抗が高くなって眼圧が上ります。 悪化すると急激な眼圧上昇を呈し、急性緑内障が起きます。 治療としてはすみやかに眼圧を下げ、場合によっては予防的にレーザーを施行する場合もあります。
TYPE 03
正常眼圧緑内障
近年の緑内障患者さんの多くを占めます。 眼圧は正常ですが視神経乳頭の構造の脆弱や、循環障害などによって起こります。 治療としては神経保護を目的とした点眼治療がおこなわれます。
TYPE 04
続発緑内障・その他
何かの病気が元にあり、その影響で起こる緑内障です。ステロイド剤の使用、糖尿病、ぶどう膜炎などが原因になります。 治療が困難な場合もありますが、それぞれの原因に対する治療も重要になります。

治療について

(1)薬による治療

急性緑内障の治療では手術が第一選択ですが、慢性緑内障で視野障害が進行していない場合はまず薬による治療から始めます。
大きく分けて5種類の緑内障治療薬があり、緑内障のタイプ、眼圧の高さ、視野異常の重症度などにあわせて処方されます。

  • 房水の産生を抑制する薬
  • 隅角での房水流出を促す薬
  • 隅角以外からの房水流出を増やす薬
  • 瞳孔を縮めて隅角を広げる薬
  • 循環を改善し視神経の働きを助ける薬

(2)レーザー治療

薬では眼圧が下がらない場合などに行います。レーザー光をあてて隅角から房水が流れやすくようにします。外来で短時間のうちに侵襲が少なくできます。レーザー虹彩切開術、レーザー線維柱帯形成術などがあります。

(3)手術治療

薬では眼圧が下がらなかったり、視野障害の進行が止まらない場合には手術治療が適応になります。房水の流出経路を新たに設けるのが目的の手術で、線維柱帯切除術、非穿孔線維柱帯切除術、線維柱帯切除術などがあります。どれも局所麻酔が可能で時間は30分位です。
また、白内障を併発している場合でも、白内障と緑内障の同時手術が可能です。
 

Eye Infomation

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【2016/9】更新
アレルギーと言えば、春先に大流行するスギ・ヒノキの花粉症が代表選手ですが、以外に花粉症とアレルギーとを別物に考えている人が多いようです。皆さんも夏のアレルギーにご用心ください。

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